認知症の周辺症状とその対応

認知症は中核症状と周辺症状で構成される

認知症は多種多様な症状が出るので、その対応が大変と専門機関に相談するケースも多いです。
認知症は中核症状と周辺症状で構成されます。
中核症状とは、基本的な症状のことで記憶障害や見当識障害などです。
認知症は脳機能の低下を引き起こしますが、そのことによって直接引き起こされる症状のことです。
もう一つ、周辺症状があります。
周辺症状とは、残存している神経機能が外界に反応して起こる症状のことです。
具体的には幻覚や妄想、抑うつ、意欲の低下といった精神症状があり、さらに徘徊や興奮などの行動異常も見受けられます。
人によって現れる症状も違ってきますが、この対応で苦慮している家族は多く相談件数も高齢化とともに増えています。

対応に注意することが大事

認知症の周辺症状の中には、しっかりとした対応をしないと大変なことになる恐れもあるので注意が必要です。
例えば、火をもてあそぶ症状を呈する高齢者の方もいます。
この場合の対応方法は、とにかく火のつくライターやマッチなどを目の届かないところに置くことです。
また、ガスレンジを使っているのであれば、元栓を閉める、IHヒーターに変えるなどの対応も必要になるでしょう。
また、幻覚を起こして、妄想にとらわれるのも代表的な症状です。
「誰かが襲ってくる」「物を盗まれた」といって時には家族に暴言を吐いたり、時には暴力をふるったりすることもあります。
この場合、ありえないことでもその人には実際に起こっていることであるという理解をした上で対応するように注意しましょう。
例えば、「襲ってくる」というのであれば戸締りをきちんと行う、「物を盗まれた」といえば一緒にその物を探してあげるように注意することです。
しかし、場合によっては、家族だけでは対応しきれないこともあるでしょう。
そんな時は、専門家に相談することです。
公的な機関に相談する方法もあり、また、専門医に相談するという方法もあります。