社会との交流の場

認知症の人は社会に参加できない傾向が

日本の場合、認知症の人がいると家族で介護することが多いです。
このとき、認知症の人を外出させないようにしている世帯も多いはずです。
外出させると周りの人に迷惑をかけてしまうのではないか、外出先で変なことをしでかすのではないかと思って、家の中で閉鎖的な介護になりがちです。
また家族も孤立していってしまうので、介護するにあたって交流が持てず、自分たちだけで悩みを抱え込んでしまうことも多いです。
このような問題を解決するにあたって、認知症カフェというものが日本でも推し進められています。
オランダがルーツのカフェで、すでにオランダでは200か所も国内に設置されています。
認知症の方や介護をしている家族が利用できるところで、いろいろな交流ができます。
また地域の方が認知症カフェ行って、他の方と交流することも可能です。
普通の喫茶店と一緒で、お茶やお菓子を口にしながらいろいろな話ができる交流の場になります。
医者やケアマネージャー、介護スタッフの方もやってくるのでその交流の中で、介護に関するいろいろな情報交換できるのがメリットです。

認知症カフェを利用するメリット

認知症カフェを利用するメリットとして、外出によるいろいろな仲間・友人のできることが挙げられます。
外出してほかのお客さんと交流をして、いろいろな話をすることで脳が活性化します。
その結果、症状の進行を遅らせることも可能になるケースもあります。
また、共通の趣味を持った人を見つけることができたり、新しい趣味を見つけたりする可能性もあるのもメリットといえます。
このことも脳への刺激となって、症状の悪化を食い止められる可能性があります。
また介護している家族にもメリットがあります。
認知症の人を外出させたくないと思うのには、恥ずかしいからということもあるでしょう。
周りに相談できないのも、その恥ずかしさから来ているかもしれません。
しかし、認知症カフェに行って、同じように介護している家族と交流することで「自分だけではないのだ」「恥ずかしいことではないのだ」という実感がわくメリットも期待できます。