認知症の家族を介護して虐待にならないためにできることとは

介護が虐待に

自分の親が高齢者になり、物忘れや辻褄の合わないことを言ったり、言動や行動が攻撃的になったりなど認知症に特有の症状が現れも、家族は、自分の親だからということで、「認知症ではなく歳をとったからよくあること」、「自分の親が認知症になるわけがない」と認知症に気づかない、認知症を認めない家族が多くいます。
まだ大丈夫だから、という判断やご近所に恥ずかしいからと医療機関の受診が遅れてしまい、認知症が進行してしまったというケースがあります。
一旦、認知症と診断されたあとは、家族が認知症の人に対する態度が変わる場合があるのです。
認知症になると判断能力が低下して、今まで出来ていたことが出来なくなってしまいます。
「なんでこんな簡単なこともできないのか」と些細なことで、怒鳴ったり、手を挙げてしまったりということはないでしょうか。
これは介護ではなく、虐待になってしまいます。
家族は、自分の親を一生懸命に介護しているつもりでも、実は虐待になっているのですが、虐待をしていることに気がつかいないことが問題です。

虐待してしまう理由と対処

自分の親が認知症になり、その認知症の人を介護するのは、精神的にも体力的にも負担が大きくなります。
自分の親が徘徊や介護拒否、暴力などを受けると、怒鳴ってしまったり、少し力を入れて乱暴になってしまったりすることもあるでしょう。
しかし、このようなことは虐待となるため、気をつけなければいけません。
本人は、認知症という脳の細胞が破壊されていく病気でどうすることもできませんが、介護をする側は病気であるということを頭で分かっていても受け入れることができなかったり、理解できなかったりします。そのために虐待が起こってしまうのです。
認知症は目に見えない病気であるため、理解しにくいということもあるでしょう。
一人で介護をするのは大変です。
家族介護からうつ病になってしまったという人も、少なくありません。
自分一人で介護が難しい場合は、虐待をしてしまう前にデイサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
介護のストレスや悩みを一人で抱えることはよくありません。
デイサービスの役割の一つに家族のレスパイトケア(休養)ということがあります。限界がくる前に、デイサービスなどを利用し、負担を減らしましょう。
本人にとっても、気分転換や良い刺激になります。