レビー小体型認知症に見られるレム睡眠行動障害の原因と対処方法

レビー小体型認知症のレム睡眠行動障害

レム睡眠は、睡眠中に脳が活動している状態で、目を閉じていても眼球がキョロキョロと動いていることが分かります。
そして、レム睡眠中は、夢をみることが多いと言われています。
また、脳は活動しているのですが、手足の筋肉には力が入らないため、日中のように動き回ることはありません。
睡眠中の寝言が大きい、奇声をあげる、怒る、怖がる、暴れるなどがレビー小体型認知症に多くみられます。
レビー小体型認知症は、高齢者の方、特に75歳を過ぎると発症すると言われています。
このレビー小体型認知症の初期症状として、レム睡眠行動障害の症状が現れたという人が多く、レム睡眠行動障害が認知症を発症するサインとも言われています。
しかし、レビー小体型認知症が中期になると、レム睡眠行動障害がみられなくなることがあります。

レム睡眠行動障害への対応は

レム睡眠行動障害が起きた時、家族は驚き、どのような対応をしたらよいのか分からなくなりますが、危険がなければ見守ることが大切です。
就寝してから90分ほどでレム睡眠に入り、レム睡眠行動障害の症状が起きた場合、10分ほどで収まりますので、そのまま見守りましょう。
朝方のレム睡眠は長く続くことが多く、10分以上経っても症状が収まらない場合があります。
そんな時は、部屋を明るくしたり、目覚まし時計を鳴らしたりなど、自分から自然に目が覚めるようにしてあげましょう。
無理に起こそうと、身体を揺すると強い刺激によって興奮してしまい、夢と現実が混乱してしまう可能性があります。
レム睡眠行動障害が起きている時には、悪夢を見ていることが多いですが、日中に不安を感じる出来事や嫌なことがあると悪夢を見やすくなってしまいます。
日中、穏やかに過ごせるような環境を整えてあげることも大事です。
体調が悪い場合も悪夢を見る可能性があり、しっかりと健康管理も必要です。
また、睡眠が浅くならないようにするためにも、日中は軽い運動をし、規則正しい生活を送りましょう。