「新オレンジプラン」の7つのテーマとは

新オレンジプランの7つのテーマ

2015年に厚生労働省から出された認知症施策に「新オレンジプラン」というものがあります。
「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域の良い環境で自分らしく暮らし続けることができる社会を実現する」ために「新オレンジプラン」が打ち出されました。
新オレンジプランには、「① 認知症への理解を深めるための普及・啓発推進」、「② 認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護などの提供」、「③ 若年性認知症施策の強化」、「④ 認知症の人の介護者への支援」、「⑤ 認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進」、「⑥ 認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデルなどの研究開発およびその成果の普及の推進」、「⑦ 認知症の人やその家族の視点の重視」の7つのテーマがあります。
この新オレンジプランによって認知症の本人や、介護者が住み慣れた地域に住みやすくなるような社会環境が期待することができるでしょう。

大切なことは認知症を正しく理解すること

新オレンジプランでは、認知症の人の行動や症状によって、医療機関や介護施設の対応が固定化されないように、循環型を基本的な考え方としています。
しかし、認知症の人が病院や施設に入退院を繰り返していると認知症の人は、環境の変化から症状が悪化したり、うつ病になってしまったりする可能性がありますので、気を付けなければなりません。
認知症の人や家族介護者が住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けるためには、周囲の人が認知症について正しく理解し、受け入れることが大切です。
認知症介護を経験したことがない人は介護の大変さが分かりません。
そのため、家族は認知症の人を家に閉じ込め、周囲に隠してしまうこともあり、適切な対応ができないこともあるでしょう。
しっかりと認知症を正しく理解し、地域で支援や対応を行うことで、本人も介護者も住みやすくなります。
認知症介護は、家族だけで抱え込まずにデイサービスなどの地域にある福祉サービスを利用しながら住み慣れた地域で暮らし続けていきましょう。