認知症の中核症状「実行機能障害」への対処方法

認知症の中核症状でもある実行機能障害

高齢化社会とともに認知症になる人は増えましたし、最近ではその認知度も高くなっています。
様々な症状が考えられますが、中核症状の一つが実行機能障害です。
実行機能障害とは、何らかの目的を持ってものごとに取り組み、きちんとそれを成し遂げることが難しい症状を指します。
具体的には、「晩ご飯のおかずを買いに行ったにもかかわらず、目的の物を買わずに本を購入した」などがあります。
実行機能障害では、手順の複雑な作業はできないこともありますが、計画性のない単純な作業なら問題なくできることが多いでしょう。
認知症が進行するに伴って、実行機能障害も悪化してしまいます。
はじめはこの症状がなかったとしても、認知症が進行すると現れるといわれているので、早いうちから認知症予防を行っておく必要性があります。
最近は大きな病院に「もの忘れ外来」なども開設されていますから、早期治療を行うことが望ましいです。
それによって、認知症の中核症状でもある実行機能障害を防ぎやすくなるでしょう。

実行機能障害の対処方法について

自分の周りの人が認知症を発症し、実行機能障害の症状が現れた場合は、常に気にかけてあげましょう。
順序立った行動が苦手になってしまうので、そのような作業をする際には、細かく指示をしてあげると良いです。
例えばご飯を炊く際には、お米を計量して、水で研いで、お釜に入れて水を入れ、炊飯器にセットしてスイッチを押すというように、細かく教えてあげましょう。
そうすることで、トラブルを最低限に抑えることができます。
他に、認知症の実行機能障害の症状が出ている人が普段使用するものを固定化するというのも一つの手でしょう。
本人が戸惑わないような気配りをすることも、認知症の中核症状である実行機能障害の対処方法となります。
認知症患者が身近にいる人は、できるだけ勉強をしたいです。