レビー小体型認知症に特有の幻視とは

theme01_img_27

 

レビー小体型認知症について

アルツハイマー型認知症の次に多いと言われているのが、この「レビー小体型認知症」になります。
男性に発症することが多い認知症で、発症率は女性の約2倍も高いとされています。
レビー小体とは、神経細胞にできる特殊なタンパク質です。このレビー小体が脳の大脳皮質や脳幹にたくさん集まることによって神経細胞が壊れてしまい、減少していきます。
減少することによって脳の指令を神経にうまく伝えることができなくなり様々な症状を引き起こしてしまいます。
通常の認知症とは異なり、初期段階から物忘れではなく幻視を見ることが多いです。
本格的な幻視が見られることが多く、虫や蛇が部屋にいる、知らない人がいる、遠方にいる子供が帰ってくるなどの幻視を見て、その場所に向かって話しかけていることもあります。
その他には、自分がまだ働いていたり、自分が若くて子供も小さい、自宅がわからなくなったり、家族の顔がわからないと思う誤認妄想をしてしまうことや、手が震えたり筋肉が強張る、体のバランスが取りにくくなるパーキンソン病のような症状が出ることも考えられます。

幻視の原因と対処方法

レビー小体型認知症では、幻視や幻聴を訴えることが多くあります。
幻視とは実際にないものを見ることですが、特に多いのが実際素にないものが見えていたり、実際には聞こえない音や声が聞こえたりするといった症状です。
レビー小体型認知症は、脳の神経細胞が多くある部分に異常なタンパク質が溜まることで神経の働きが鈍なっていることで幻視などが起こると考えられています。
対処方法としては、否定や怒ったりすることは本人の混乱を招いてしまうため、安心してもらうことが大切です。
知らない人がいたら、お客さんがいた、虫や蛇がいるという時は一緒に追い払う仕草をしてもう大丈夫だと声をかけて安心させていきます。
興奮している時に暴れられると転倒したり、自分や周りを傷つけてしまったりする可能性があります。
その時には虫がたくさんいると訴えられたら消臭スプレーなどをまくなどして、本人が嫌がっているものを追い払ったり、片付けるふりをしたりします。
本人がおかしいと思っているケースもあるため、そんな時には脳の調子が悪くなっていることを医師に説明してもらうのも効果的です。