軽度認知障害(MCI)について知っておこう

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軽度認知症とはどういうことか

軽度認知症はMCIとも呼ばれ、いわゆる健常者と認知症の間にある状態の事を指します。
MCIは、記憶や理由づけ、実行、決定など認知機能のどれか一つが、機能的に問題があるものの、日常生活を送るうえでは不自由がない状態です。
気が付きにくいので、歳なのかな、で済ませてしまうことがあります。
しかし、MCIをそのまま放置してしまうと、どんどん認知機能が低下していき、5年経つと約半分の人は認知症へと進行してしまいます。
そのためできるだけ早く見極めることが必要となります。
MCIは単領域障害、多領域障害など4つにわけられます。
記憶障害があるのかないのか、他の障害はあるのかどうなのかによって分類され、それぞれ将来なる可能性の高い病気が決まっています。
早めに治療や予防を行うことで、発症を食い止めたり、遅くしたりすることができるので、認知症の症状が出にくくなります。
また、ストレッチやウォーキングなど体を動かすことや人と触れ合い、コミュニケーションをとる事を行うと、脳も活性化し、脳の生理状態が良くなっていきます。

MCIはどのような状態なのか

認知症が進んでしまうと、日常生活を送ることができなくなりますが、MCIの場合、普通に生活を送ることができます。そのため早くに見つけることが大切となります。
物忘れと認知症の違いは、物忘れの場合、昨日食べたものを思い出せないなど、出来事の一部を忘れてしまいます。
忘れた、という認識があるのが物忘れですが、認知症の場合は、食べたという行為そのものを忘れてしまい、食べていないと主張する、意地悪をされていると言うこともあります。
MCIの場合は、ここまでではないので見逃されてしまうこともあり、糖尿病やアルコール中毒、感染症やストレスによっても認知症の症状と似たことが起こるので、見極めが大切となります。
見極めるには、MCIテストと呼ばれるものを行います。
このテストは知っている野菜の名前を答える、何を隠したのか答える、数字を逆から言う、日付や曜日を言う、今どこにいるか答える、などいくつかの質問が出され、答えた数によって点数化していきます。
簡単にできるテストであるので、不安に感じるときは家族に出題してもらい、答えられない数が多い時は早めに受診しましょう。