認知症の最新の診断方法とは

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グレーゾーンのままにしてはいけない認知症

最近、高齢になった家族が暴力的になった、物忘れが多くなってきた…などと感じ始めたときは、そのまま放置するのではなく、認知症の専門医のもとで早期診断を受けるようにしてください。
認知症は、早期診断、早期発見、早期治療が非常に大切です。
「認知症かも知れないし、そうではないかも知れない」といったグレーゾーンのまま放置しておくと、進行がどんどん進み、重症化してしまいます。
正式な診断は専門の医療機関で行なうことになりますが、まず自宅でできる簡単な認知症テストを行ってみましょう。
代表的な認知症テストとして知られている「長谷川式認知症スケール」は、認知症の早期発見に適した簡単なテストです。
「長谷川式認知症スケール」は病院や医療機関でも使用されており、信頼度が高いと言われています。

簡易テストで認知症を早期発見

長谷川式認知症スケールは、「年齢は何歳か、今日の日付、いまどこにいるか」や、簡単な引き算の問題、知っている野菜の名前を言ってもらうなど、正常な高齢者なら簡単に答えることができるけれども、認知症の方には答えることが難しい質問を9つほど行います。
各質問にはそれぞれ、日時などの見当識や、言葉の遅延再生などのテーマが設けられており、各質問に正しく答えられたかどうかで点数をつけて判定します。
30点満点で、20点以下の場合は認知症やアルツハイマー病の可能性があるというように、合計点によって認知症かアルツハイマー病か、および認知症の進行レベルまで判断することができます。
簡単にできますので、少し違和感を覚えたら自宅で実施してみると良いでしょう。
しかし、この認知症の簡易テストだけで判断するのは早計です。
レビー小体型認知症の場合は、記憶障害が目立ちにくいので高得点を取るケースもあるからです。
認知症なのかどうか疑わしい場合は、必ず専門の医療機関で診断を受けてください。
認知症の診断は初期段階では判断しにくいので、高度な検査と診断が欠かせません。
専門の医療機関で画像検査や問診などを受け、総合的に判断することが大切です。