認知症は早期発見と早期診断が大切

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認知症は早期発見と早期診断が肝心

どんな病気も、早期発見が大切だと言われていますが、そのためには早期診断をしなければなりません。
気づいたときには認知症の症状が進んでいた、といった状況になると、介護の負担も大きなものになります。
認知症の進行をできるだけ遅らせるためにも、早期発見、早期診断は大切です。
認知症は進行性の疾患であり、完治しない病気だから早期発見しても仕方ない、と考えるのは誤りです。
たとえ完治は見込めなくても、認知症は早期診断、早期発見、早期治療によって進行を遅らせることも重要です。
中には、不適切な薬の使用が認知症の原因になっているケースもありますが、この場合は薬を適切なものに変えると回復します。
しかし、認知症に気づかずに長期間放置しておくと、回復も不可能になってしまいます。
現在では、早期診断によって早期発見ができた場合、認知症の進行を著しく遅らせることは十分可能なのです。
発見が早ければ早いほど、認知症は進行を遅らせることができ、健康な状態で過ごせる期間も長くなります。
また、認知症に似た症状が発症しても、治る認知症があることも知っておいてください。

認知症に似た疾患にも注意

認知症の診断は、CTスキャンやMRI、脳血流検査などの画像診断のほか、記憶と知能に関する心理検査を行います。
また、認知症に似た症状が出ているだけで別の病気であるケースもあるので、そのことを確認する検査も行います。
重度になれば認知症と判断しやすいのですが、初期段階ではそれが困難なため、経験豊かな専門医による高度な診断技術が必要なので、認知症の診断は必ず専門の医療機関で行ってください。
また、認知症を招くとされる慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症は、早期診断と早期治療で確実に治すことができます。
認知症をグレーゾーンのままにせず、原因となる病気を早期発見し、認知症を発症しないようにしましょう。
適切な対応を初期段階からしなければ、認知症の進行を早めてしまう危険性があります。
早期発見によって、本人にも家族にとっても今後のケアの計画が立てやすくなります。
何か少しでも「おかしいな?」と思うような言葉や行動があったら、専門の医療機関で早期診断することをおすすめします。