認知症の代表的な症状とケア

theme01_img_26

 

認知症を正しく知ることが大切

高齢社会にある現代において、認知症は誰にでも現われる可能性のある症状です。
認知症といっても様々な種類があり、症状も違いますが、正しい知識を持っている人はそう多くはないのが現状です。
そのため、適切な見分け方やケアの仕方がわからずに、いざ認知症を発症したときに家族が気づけないこともあります。
もう歳だから仕方がない、まだ認知症じゃない、などと思って軽視していると、認知症はどんどん進行してしまい、気づいたときには重度になっていることが多くあります。
認知症は予防と早期のケアが大切なので、症状や兆候を正しく知り、できるだけ早期の発見と治療が肝心です。

代表的な認知症の症状と基本ケア

認知症には、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など、様々な種類があり、中には複数の認知症のパターンが重なっていることもあります。
認知症で代表的な症状の一つが、記憶障害です。
直前に起きたことを記憶ができなかったり、思い出すことができなくなったりします。
しかし、それでも古い出来事はしっかりと覚えているものなのです。
さらに、症状が進行するとともに、認知症になる以前の記憶も失われていき、正しい判断ができなくなったり、時間や場所もわからなくなったりすることが増えます。
また、暴力的になった、幻覚を見るようになった、徘徊するなどの周辺症状も出てきます。
ところが、昔のことを忘れたり、思い出せなくなったりすることは誰にでもあることなので、歳だからと、年齢を重ねれば誰にでも起こり得る現象だと思い込むと、認知症の発症に気づかないことがあります。
認知症の症状は、性格、環境、人間関係でも変わるのはもちろん、人それぞれに違うので、この症状が出たから絶対に認知症だ、と断定することはできません。
認知症のケアは症状によって変わりますが、基本的にしなければいけないケアは同じです。
それは、今まで通りの環境で生活習慣や人間関係を変えないこと、人付き合いを途切れさせないこと、達成感と満足感を感じられるような役割を本人に与えることです。
また、ストレスを感じさせないような環境づくりも大切です。
歳をとると誰にでもおこる現象だと思ってしまい、認知症の発症に気づかないことがありますが、認知症は予防と早期発見、早期治療が何よりも大切であることを留意しておきましょう。
そして、リハビリの効果がない場合は、ケアの仕方を見直してみてください。