高齢者の廃用症候群は治療ではなく予防こそが肝心

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高齢者に多い廃用症候群とは

高齢者は、転倒による怪我や骨折がきっかけで寝たきりの状態になることが多いものです。
そうした場合の過度の安静や活動の低下は、体力や気力の低下を伴う「廃用症候群」を招きます。
気づいたときにはもうすでに起き上がれなくなっていた、ということもあるので、十分注意しなければいけません。
廃用症候群の症状としては、筋力の低下や筋萎縮、呼吸障害、自立神経障害、鬱などの精神障害などがありますが、最も大きな問題となっているのは、関節拘縮です。
寝たきりで長時間同じ体勢をとっていると、関節が固まって動かなくなってしまいます。
この状態が関節拘縮で、関節の可動範囲が減少し、動かすと痛みます。
寝たきりの状態が1週間の場合、筋力は10%から15%低下し、3~5週間であれば約50%も低下すると言われています。
また、関節の可動範囲が制限されると、日常生活でも支障がでてくるので、関節を動かして関節が固まらないように予防しなければいけません。
廃用症候群になると、ほとんどの高齢者は認知機能が低下し、認知症を併発して自立した日常生活を送ることが難しくなったり、リハビリさえも困難になります。

廃用症候群は予防が第一

廃用症候群を予防するには、筋力を低下させないことが一番重要です。
筋力を低下させないためには、重力に逆らった生活を意識することです。
病気やケガ、骨折の場合はやむを得ませんが、メンタル面に問題があるときも寝ている状態が多くなったり、家の外に出なくなってしまうので、身体に問題が無ければ、極力寝ている状態を減らすようにしてください。
無理のない程度に歩いたり、日常生活をベッドから離れて過ごすだけで、廃用症候群の予防になります。
また、メンタル面に問題があるようなら、積極的に会話をするなどコミュニケーションをとることによって、認知機能の低下も予防することができます。
東京都品川区下明神のデイサービス「おもと」では、廃用症候群を予防するプログラムを行なっていますので、お気軽にお問い合わせください。