高齢者の健康な生活を支える嚥下機能のリハビリとは

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高齢者の嚥下障害

高齢者を介護している際、高齢によって最近、食欲不振になってきたのではないかと感じたことはありませんか?
食欲不振と思われがちですが、「嚥下障害」が原因で食事をとることができない場合があります。
嚥下とは、食べ物が口腔、咽頭、食道を通り、胃に至るまでの過程をいいますが、その過程で起こる動作の障害が嚥下障害です。
個人差もありますが、高齢が進むと歯が弱くなり、舌の運動機能が低下、咀嚼がうまくできなくなります。
そのため、唾液の分泌も減少し、味覚が鈍くなり、咽頭へ食べ物がうまく送りこまれなくなります。

嚥下機能のリハビリ

嚥下障害は認知症との合併症が起きやすくなりますので、早期にリハビリを行い改善していきましょう。
食事をする際に使う筋肉を鍛え、口腔まわりを動かしたり、感覚機能を促します。
実際のリハビリは、口腔ケアから始めます。
口内に食べ物が残っていると細菌の増加の原因になりますので、ケアを行い清潔にすることで、誤嚥性肺炎を予防します。
また、食べ物を食べる前に「嚥下体操」を行います。
「深呼吸」から始め、「首を回す、倒す、肩を上げ下げ」します。
次に、両手を上げて背伸びをします。
次に、頬を膨らませたり、すぼめたりを2、3回ほど行います。
次に、舌を左右に動かし口角にあてるようにします。
これも2~3回行ってください。
次に、息が喉にあたるように強く吸って、3カウント分息を止め、ゆっくり息を吐きます。
次に「パパパ・ラララ・カカカ」とゆっくり発音します。
最後に、深呼吸で終わりです。
深呼吸は、息を吸うときはお腹が膨らむように、息を吐くときはお腹がへこむようにしましょう。
首や肩、胸郭、口腔器官は嚥下に関わっているので、動かし、嚥下を行いやすくします。
食事をする前に1セット行ってください。
2~3分で終わる体操なので、毎回の食事前に行うようにしましょう。
嚥下のリハビリ法は他にもありますが、無理をせず少しずつ初めてみてください。
東京都品川区下明神にあるデイサービス「おもと」では、このようなリハビリも行っていますので、お気軽にお問い合わせください。