デイサービスを支える「学習療法士」とは

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学習療法にかかわる資格

学習療法士は、くもん(株式会社公文教育研究会)が主宰する学習療法に関する2つの資格を取得している人を指しています。
以前までは学習療法士という一つの名称で呼ばれていましたが、2016年からは「学習療法実践士」と「学習療法マスター資格」の2つの資格に分かれ、保持スキルの内容がより細分化されました。
学習療法実践士は、介護施設で学習療法を行うために必須の資格です。
資格を取得するには、実践士養成研修を受講した上で3か月以上の実践経験が求められます。
一方、学習療法マスター資格は学習療法実践士の上位資格であり、より高いスキルを保持していると認定された人のみが取得できます。
デイサービスなどの介護施設で学習療法を導入する場合は、数人の学習療法士が必要となりますが、学習療法士としての業務を行うほか、学習療法実践士の養成も担います。
学習療法マスター資格は、学習療法実践士として所属するデイサービスなどの介護施設からの推薦が必要です。
推薦を受けた学習療法実践士は、研修の受講と認定テストの合格を経て資格を得ることができます。

学習療法ってそもそも何?

学習療法士が実施する学習療法は、認知症による脳機能低下を防ぎ、改善を図るための療法です。
認知症予防の面でも効果が期待され、薬物を一切使用せずに行うのが特徴です。
学習療法は、難しい計算問題や脳トレとは根本的に違います。
誰でもわかるような計算問題を素早く解く、音読をするなどの簡単な作業でも脳は活性化します。
さらに、人の脳は問題を解決するときだけでなく、楽しくコミュニケーションを取っているときにも、とても活性化するのです。
学習療法士は、特に脳が活性化しやすいコミュニケーションの取り方を学んでいるため、より効率の良い認知症予防を実践することができます。
学習療法を行うと、楽しいことが増えるので利用者が前向きで明るくなった、という声も度々聞かれます。
認知症を危惧している人は、学習療法士が揃っているデイサービスを利用してみてはいかがでしょうか。