デイサービスで思い出を語り合って認知症を予防

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思い出を語る「回想法」の効果

高齢者になると、昨日やおとといのことは忘れているのに、古い昔のことはよく覚えているということがあります。
これは個人差がありますが、高齢者にとっては一般的なことでしょう。
古くからの思い出がより鮮明によみがえり、昔を懐かしむ高齢者が多いのも頷けます。
何度も昔の話ばかりをされると、家族は億劫に感じるかもしれませんが、実は思い出を語ることは認知症予防に大変効果的だと分かっています。
それは、脳の前頭葉の部分の血流が、昔の思い出を思い出すことによって活発化するからです。
普段は血流が滞っている部分に血液が流れることによって、認知症になりづらい脳になってくれるというわけです。
ですから、デイサービスでも、高齢者の方が昔の思い出を話し出したときには億劫と思わずに話を聞いてあげているケースも多々あります。

デイサービスで交流を活発に

家族の中で思い出を語るのも大切なことですが、その効果をさらに高めるためにデイサービスを活用するのも一つの手です。
デイサービスは身体に不自由がない高齢者が仲間との交流を求めに行くことが多いのですが、そこで同世代の中で交わされる思い出話がなにより効果的なのです。
そもそも、人間同士が語り合う場は、脳にとっては新鮮な状態なのです。
特に新しく知り合った人、同じ思い出を共有できる人などであれば、その効果はさらに高まることでしょう。
デイサービスは日本全国津々浦々に存在しており、いろいろな方が利用しています。
もし自分が認知症の不安を持っている時、あるいはそのご家族などは、最寄りのデイサービスを利用することを考えてみてはいかがでしょうか。
多くの施設では、初めての人でも馴染みやすいイベントなどを開催しているところもあります。
昔の思い出を思う存分語り、いつまでも楽しい人生を送り続けるために、デイサービスの活用は、今の時代の高齢者にとってなくてはならないものです。