デイサービスに不可欠な生活相談員の役割とは

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生活相談員は介護現場のプロフェッショナル

生活相談員は、デイサービスなどの介護事業所において、介護サービスの提供時間中は必ず1名以上を事業所内に常勤配置することが義務づけられている専門職です。
利用者が事業所を利用する際にご本人やご家族の相談窓口となって契約手続きを行うほか、介護スタッフや主治医、看護師、ケアマネージャーなど外部との連絡調整役となるなど、多くの業務をこなしています。
生活相談員になるためには、社会福祉法が定める資格要件を満たす20歳以上の人物である必要があります。
資格要件としては、社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事任用資格、あるいは条件付きで介護支援専門員や介護福祉士の資格を持っていることです。
その他にも、特別養護老人ホームなどで介護計画作成などの実務を1年以上経験した人や、
老人福祉施設の施設長の経験者、また資格はなくても介護職で長いキャリアのある人などが、生活相談員として活躍しています。
さらにつけ加えるとすれば、コミュニケーション力と共感力を持ち合わせた温かい人柄、
社会福祉の改善に対して高い志と熱意を持っていることも、欠かせない要件と言えるでしょう。

「相談」と「連絡調整」はデイサービスの要

介護福祉のプロである生活相談員は、利用者とデイサービスをつなぐパイプ役として、なくてはならない存在です。
介護が必要な高齢者の場合は特に、生活上でご本人の悩みやご家族の苦労などがあっても、相談できる適当な機関や相手が見つからないことが多いのではないでしょうか。
そんな時に、施設を総合的にマネジメントする立場にある生活相談員は、窓口となって利用者の不安や要望、困りごとに耳を傾け、安心して施設を利用できるように心を砕きます。
また生活相談員は、現場のスタッフをはじめ、提携する医師や医療機関、ケアマネージャーなどとのネットワークを構築し、急な事態にも落ち着いて迅速な対処を行なうことも重要な任務です。
あらゆる局面に柔軟に対応し、調整の要となる生活相談員は、利用者ご本人やご家族にとっての頼れるコーディネーターとして、デイケアの現場をいつもすみずみまで見守っているのです。