認知症ケアに必要な環境の整備とは

落ち着ける空間をつくろう


認知症ケアを自宅で行う時、環境の整備をしなければなりません。
しかし、初めて認知症ケアをするという場合、何をどのようにすれば良いのかわからないものです。
はじめに知っておくべきことは、症状が進んでも本人の感情や、その人らしさは心の中にずっとあるということです。
認知症ケアは簡単なものではなく、家族にとってストレスになることや混乱することがありますが、それを感じ取って変わっていく自分に対し、不安や悲しみを抱えながら生きています。
そのため、家族は本人に寄り添って接していくことが大切です。
そのようなことを知った上で、その人らしく穏やかに過ごしていけるように、環境を整備していきます。
住まいをリフォームすることや、お家を買い替えるなど特別なことをするのではなく、
少しの工夫が暮らしやすい環境をつくり上げていきます。

ちょっとした工夫で暮らしやすくなる


住まいはリラックスできる空間でしょうか。
家の中が常に騒がしい、光や色が強すぎるなど、緊張させるような要素はできるだけ取り除いてください。
また、もので散らかっている部屋も落ち着きません。
散らかっている方が落ち着く、という人もいますが本人はストレスを感じるため、整理整頓をしてシンプルな動線を心がけてください。
しかし、すべての物を収納して生活感がなくスッキリした空間を作れば良いというわけではありません。
昔の写真や思い出の品は目の触れるところに飾って、安心できるスペースをつくりましょう。
好きなものを近くに置いて置くのも安心に繋がります。
動線に影響を与えるほど周囲に物を置きすぎないように注意しながら、インテリアにもなるように飾ってみてください。
ご飯を食べ終わったら音楽をかけたり、季節のお花を一緒に選んだりするのも一つの楽しみになるはずです。
このようにちょっとした工夫をするだけで、一気に暮らしやすい空間になります。
まだ環境が整備できていないという家庭は、できるところから取り組んでみてはいかがでしょうか。

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