認知症ケアでリハビリが大切な理由とは

治すことが目的ではない


認知症ケアではリハビリが大切だとされていますが、その理由をしっかり理解している人は少ないのではないでしょうか。
医師に勧められたから行うのではなく、大切だとされている理由を知った上で取り入れることが重要です。
はじめに、基本的な考え方を知っておきましょう。
認知症ケアにおけるリハビリは、進行を抑制するために行うためのものであり、行ったからといって劇的に改善されるわけではありません。
刺激されて能力が改善するケースも全くないわけではありませんが、あくまでもスピードを遅らせるものだという考え方を持っておきましょう。
また、認知症になると次第に活動意欲がなくなって塞ぎ込んでしまうことや、引きこもりがちになる傾向がありますが、適切なリハビリを行うことで楽しいと感じ、生き生きと笑顔で暮らせるようにする目的もあります。
この目的が行う上で、重要なポイントです。

本人に合った方法で行おう


認知症ケアは様々な方法があります。
例えば、回想法です。
これは、昔の写真や思い出の詰まった物を見ながら話をします。
普通の会話に思えますが、昔の出来事を聞いてみると、最近のことは思い出せなくても昔のことははっきりと覚えていることがあり、気持ちが落ち着き、認知症ケアに効果があるとされています。
また、趣味を通じて行う方法もあります。
編み物や塗り絵、折り紙、囲碁、将棋など指先や体を使った趣味を行うと脳が刺激されます。
音楽が好きな人は音楽療法を取り入れてみても良いでしょう。
歌うことや楽器が演奏できなくても、音楽を聴くだけで症状の緩和につながる可能性があります。
他にもパズルやドリルを使った脳トレ、体を動かすラジオ体操や簡単なストレッチも効果があるとされています。
毎日、少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
注意すべき点は無理をさせないことです。
認知症ケアのために強制的に無理に行ってしまうと、本人がやる気をなくしてしまう可能性があります。
できる範囲で少しずつ挑戦していくことが大切です。

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