認知症ケアで知っておきたい認知症の進行について

病気を知ろう


認知症ケアをする上で、病気の進行について知っておく必要があります。
認知症は物忘れが多くなったり、徘徊をしたりといったイメージを持っている人が多いです。
しかし、進行によって発症するものが異なり、それに相応しい認知症ケアが求められます。
そのため、具体的な病状や正しい認知症ケアについて知っておくことが大切です。
特に早期発見は重要です。
はじめに発症することが多いのは物忘れのケースが多く、理解力や判断速度、集中力、作業能力の低下が日常生活で現れるようになります。
早期発見ができれば、早期治療が行えるため、しっかり見抜きましょう。
発見のきっかけは、それぞれで異なります。
例えば、同じ話を何度も繰り返しすることや、約束を頻繁に忘れる、同じものを何度も買ってくる、ものをなくす、料理の味付けがおかしくなった、などの症状が見当たる時は物忘れの始まりです。
また、お買い物時のお会計や普段通りの会話速度についていけないなどは、理解力や判断速度の低下です。
きっかけは必ずあるため、変化があった時は疑った方が良いかもしれません。

2つの種類


認知症は主に中核症状と行動・心理症状の2つに分けることができます。
中核症状は脳の病変によって認知機能が低下し、行動・心理症状は周囲の環境や対応、本人の性格などが影響して生じます。
認知機能が低下すると記憶障害が目立ってくるでしょう。
それに伴い、他の病状も少しずつ現れて並行して進行していきます。
記憶障害の特徴は数分、数日間のことを忘れやすく、逆に数ヶ月前、数十年前のことを覚えていることです。
進行すると徐々に昔の記憶へも障害が広がっていきます。
また、実際にしたことを忘れてしまいますが、一般知識や体が覚えていることは忘れにくいようです。
次第に本人は強い不安を感じ、混乱や自尊心の低下をもたらします。
精神状態が悪くなっている状態で、周囲の対応が絡み合って問題行為だとみなされる症状が現れていきます。
理解しにくいこともありますが、対応の仕方は間違えてはいけません。
この他にも様々な病状が現れ、それは個人によって大きく違います。
これをやれば発症を防げるとは言い切れませんが、受け入れてうまく付き合っていくことが大切です。

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