心の負担を和らげる認知症ケアの心得とは

頑張りすぎない


認知症ケアで余裕がない毎日を過ごしている人も多いのではないでしょうか。
病気のせいだとわかっていても、ついつい感情的になってしまうことや、感情的になった自分が情けなく、次第に心も体も負担を感じる人が少なくありません。
先の見えない認知症ケアは、ネガティブな気持ちになってしまうものです。
そのような場合は心を落ち着かせるための心得を知っておくと良いでしょう。
心得の一つは、頑張らないことです。
家族のために頑張って介護をしている人が多いですが、頑張りすぎると自分自身の疲れや苦しみ、辛さをないがしろにしてしまいます。
どうにもならない問題にも、どうにかしようと必要以上に頑張る人も少なくありません。
これまで同様に、元気で変わらず過ごしてほしいという願いは叶わないかもしれない悲しみも横たわっているのです。
現実を受け入れながら、まずは自分に対して優しくしてあげましょう。

介護の秘訣


2つ目は一人で抱え込まないことです。
周囲に知られたくない、家族以外に任せるのが不安といった理由から、一人で抱え込むケースがあります。
しかし、外部のサポートに頼るのも一つの方法です。
同じ悩みを持っている人と繋がりを持って、できるだけ抱え込まない意識を持ってください。
3つ目は弱音を吐くことです。
一番辛いことの1つは病気を患っている本人であるため、弱音を言わずに頑張りすぎてしまうひとや、これまで育ててきてくれた親への恩返しだと明るく振舞って、愚痴さえもこぼさない人もいます。
しかし、現実は不満ややりきれない気持ちでいっぱいでしょう。
それは誰もが感じるもので、当たり前なことです。
そのような時には誰かに話を聞いてもらうのも大切です。
4つ目は比較しないことです。
あの人と同じ時期に発症したのにと比較するのは意味がありません。
参考にするのは良いですが、それぞれの環境や症状も異なるので、本人に相応しい介護をするのが適切です。
最後の心得は終わりを考えることです。
進行していずれ終わりがきます。
いつか終わるものだと気を長く持ち、本人も介護者も笑って生活ができるように「今」を過ごしてください。
この5つの心得を知っていると、心を落ち着かせながら認知症ケアを続けていくことができるでしょう。

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