将来への不安を抱えない認知症ケアとは

家族が抱える将来の不安

認知症ケアをしている家族は、これからどうなるのかといった将来の不安を抱えているのではないでしょうか。
付きっきりで介護できる時もあれば、用事で一人にさせなければならない場合もあります。
症状が進行すると一人にするのが心配になり、次第に家を空けられなくなるでしょう。
自分の仕事や趣味を優先できない生活がいつまで続くのかという悩みも少なくありません。
デイサービスを利用している場合もありますが、ホームの入居を勧めるのは申し訳がないと思って言いにくいものです。
その場合は、ホームのスタッフに直接提案してもらうといいかもしれません。
最初は、体験から始めて徐々に慣れてもらいましょう。
夏に向かう時期は、熱中症の心配があるため、一人の時は施設にお泊まりをしてほしいとお願いするなど、説明の仕方をすると納得してもらえるはずです。
知識のあるスタッフが適切な認知症ケアをするため、家族も安心できます。

しっかり伝えることが大切

症状が進行すると、なぜここにいるのかがわからなくなります。
初めのうちは環境にも慣れておらず、帰りたがるでしょう。
理由を説明してもすぐに忘れてしまいます。
なぜ自宅に帰れないのかがわからないまま暮らすと、不安を煽ってしまうため、症状がそれほど進んでいないのであれば、しっかりと説明することも方法の一つです。
入居する契約をする前に、将来について話し合う家族会議を開き、これまで言えなかった本音を伝えるといいかもしれません。
注意しなければならないことは伝え方です。
何か理由をつけてその場しのぎで伝えるよりも、家族みんなで話し合った方が理解できる瞬間が増えてきます。
当初は、自分を否定された気持ちになったのか、険しい表情を浮かべていましたが、徐々に受け入れていくことで、雰囲気が柔らかくなってきたりもするでしょう。
将来の不安は言いにくいものですが、ホームの入居は、認知症ケアをする側だけでなく本人のためでもあるということをしっかり伝えてください。
そうすることで、少しずつ気持ちの切り替えができるようになります。
すんなりと受け入れられませんが、本音で話さなければ前に進めません。

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