認知症ケアを拒否する時の接し方とは

限界がくる前に

認知症ケアをする家族が抱える悩みの一つに、ホームの入居があります。
一緒に住んでいない場合は、家族が日替わりで様子を見にいっている場合もあるでしょう。
しかし、それぞれに守らなければならない家庭があり、やらなければならない仕事、用事があります。
週に何度も通う生活は楽なものではなく、認知症ケアは親子であっても心身共に疲れて、いつまでもこのような生活は続けられないと思うものです。
家族の中でも意見が割れるでしょう。
大切な人にホームを勧めることは、とても心が痛いものですが、症状が進行するほど生活の負担が大きくなります。
家族だけで認知症ケアをするのが大変であれば、限界がくる前に周囲のサポートに頼ることも大切です。
安心して任せられるところを見つけてみてはいかがでしょうか。
しかし、どんなに条件が良いところでも、本人が嫌がることも少なくありません。
そのため、どのように説明をするべきか悩む人が多いです。
身内が気に入っても本人が拒否すると、なかなか物事が進まないでしょう。
遠回しに伝えると誤解を招く恐れがあるため、本当の気持ちを伝えてください。

拒否されたらどう接するべき

本当の気持ちを伝えても本人が拒絶することがあります。
これまで育ててきた子どもたちから、自分たちだけで認知症ケアをすることが難しいことや新しい場所で暮らしてみてはどうかと伝えられたら、裏切られたと感じて精神的なダメージを受けるものです。
入居当初は身内が迎えにくると思っていたり、裏切られた哀しみや怒りがあったりしますが、これまで自宅で食べていたものや習慣を生活に取り入れていくことで自分の居場所だと思うようになる方がほとんどです。
気持ちが安定しないうちは面会を避け、落ち着いた頃に会いにいくとこれまでのわだかまりが嘘だったかのように再開することができるはずです。
落ち着いた姿を見ると安心できるでしょう。
このように、拒否された時の接し方はとても重要なポイントです。
接し方を間違えると、さらに気持ちが不安定になって症状が進行する恐れもあります。
戸惑いや言いにくさなど様々な悩みがありますが、拒否された時の接し方は落ち着いてしっかりと伝え、無理であれば専門スタッフの力を頼るのも一つの方法です。

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