認知症ケアで大切な家族との距離感とは

介護に疲れきる前に

認知症ケアの方法に悩んでいるご家族も多いのではないでしょうか。
適切な認知症ケアの方法、また、本人との距離感がわからずに悩みを抱えている人も少なくありません。
症状が進行していくにつれて、どのように接していいのかわからなくなるものです。
また、本人はまだ自分でできると言い張るため、別々に暮らしたままの状態で認知症ケアをしているケースもあるでしょう。
一緒に暮らしていなければ、親子であっても距離感が生まれて冷たい態度をお互いにとってしまうことがあります。
a病気を患っている本人も辛いですが、介護をする側も精神的に疲れ始め、心の病気になるかもしれません。
心配でつきっきりになったり、常に考えたりしていると誰でも疲れてしまいます。
そうならないためにも、ある程度の距離をおくことが大切です。

あえて離れてみると

距離感をつくるということは、単に放置をするというわけではありません。
例えば、介護施設やデイサービスを利用する方法が挙げられます。
認知症の方は、最初には、慣れない環境に戸惑い、拒否をし、自宅に帰りたがりますが、徐々に自分の居場所をつくっていくことができるでしょう。
特に、一人暮らしの場合は、本人が一番寂しさや不安を感じています。
介護施設やデイサービスなどを利用すると、他の利用者とお話をして寂しさを忘れさせることもできます。
副次的な効果として、食事の心配がなくなることも重要です。
1ヶ月もすると暮らしが安定し、気持ちも穏やかになります。
安定した暮らしを見ると家族も安心でき、体力的な負担が減って心にゆとりを持つことができるでしょう。
お互いの気持ちが安定していれば、適切な距離感が生まれ、言いたいことを言いあえる家族になります。
血の繋がった親子でも、近すぎるとうまくいかないケースが少なくありません。
症状が進めば進むほど、心配してくれている身内の気持ちもわからなくなりますが、そんな時にあえて少し離れてみると一度崩れかけた関係も再び作り直すきっかけとなる可能性があります。
自分だけが頑張ろうとせずに、周囲のサポートに頼ってみてはいかがでしょうか。

認知症に関する質問・相談はこちらへ

お問合せ