認知症の方が日々の生活で安心感を持てるような認知症ケアとは

話し方に注意

認知症はケアをする家族だけでなく、本人も不安を抱えながら生活をしています。
初めての認知症ケアに戸惑う人も少なくありませんが、本人が一番不安を感じていることを忘れてはいけません。
日々の生活で安心してもらえるように、認知症ケアの正しい方法を知っておくことが大切です。
話し方一つでも、感じ方が異なります。
これまでと同様の話し方をすると、理解ができず不安になってしまうため、ゆっくりと優しい言葉を使って、わかりやすく話すことが、安心感を与えるポイントです。
さらに、手を握って笑顔で話しかけると、より効果的です。
一度に話す内容にも注意してください。
理解しやすいように、長く説明しても意味がありません。
短く、簡潔に話すようにしましょう。
ポイントは、伝えたいことを一つのフレーズずつ話すことです。
2つの手順をまとめて話すと混乱を招くため、「手を洗いましょう」と声をかけたら手を洗い終えるまで待ちます。
そして、「ご飯を食べましょう」と一つ一つの手順ごとに分けて話すと、理解してもらいやすいです。

不安を取り除いてフォローする

話しかけるタイミングを先回りすることも安心感を与える認知症ケアのポイントです。
次に何をするのかがわからないと、不安になって自信をなくしてしまいます。
そのため、不安になる前に少し先回りして話してください。
例えば、道に迷いそうな時は、さりげなく「左に曲がると家だね」などと優しく声をかけます。
失敗することもありますが、怒らず優しくフォローしましょう。
症状が進むと、外出することが不安になり、引きこもるケースも少なくありません。
なぜ引きこもるのか理由がわからず、無理に外出させようとするのではなく、理由を聞いてみてください。
教えてくれないこともありますが、会話の中でヒントがあるかもしれません。
また、これまで続けていた趣味をやめたときも同様に、理由を探りましょう。
今までできたことができなくなったり、思い通りにいかなくなったりすることが増えると不安になり、趣味をやめてしまったなどの理由が考えられます。
その場合は、不安に思うことをフォローして一緒に趣味を楽しむのも安心感を与える認知症ケアです。

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