暴言や暴力に悩んでいる認知症ケアには

不満から出る暴言や暴力

認知症になると、これまでの態度が一変し、暴言や暴力が多くなることがあります。
家族の認知症ケアをする中で、この暴言や暴力に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
暴言や暴力が出てしまう理由は、不満があるからです。
どのように伝えて良いのかわからず、暴言や暴力という形で表現することがあります。
正しいと思ってやっていた認知症ケアが、本人にとっては不満である可能性があるため、方法を変えなければなりません。
これまで何も思わなかったことに対しても、些細なことで気分が悪くなり、当たってしまうのです。
認知症ケアをしている家族も、どこに不満があるのか、なぜ怒っているのかわからないこともあるでしょう。
このような状況が続くと、コミュニケーションが取れなくなり、互いにストレスを感じます。
その場合は、家族だけでなく周囲の力を借りることを検討してみてはいかがでしょうか。
例えば、デイサービスなどの施設を利用するなどです。
デイサービスのスタッフは認知症ケアの知識や技術を持っており、適切な対応をしてくれます。
また、集団生活をすることで他の人との関わりが増え、落ち着きを取り戻すこともあるのです。
ケアをする家族も、誰かに頼ることでストレスの軽減につながるでしょう。

他の人に頼ってみることも方法の一つ

注意しなければならないポイントは、利用する施設が状況を受け入れてくれるかどうかです。
中には、他の利用者の安全のことを考えて断るケースがあります。
施設を転々とすると、環境の変化についていけず、さらに状況が悪化するかもしれません。
そのようなことがないように、事前にしっかりと状況を説明して、受け入れてくれる施設を探すことが大切です。
また、最初は自宅とは異なる環境に、不快感を行動で表すことがあります。
帰りたいと言うこともあるでしょう。
その場合は無理をさせてはいけませんが、その場所を自分の場所だと認識できるまで待ってみるのも一つの方法です。
例えば、施設のリビングにいる時間を長くすることや、他の利用者と毎日顔を合わすなどを続けていくと、当初感じていた不快な気持ちがなくなることがあります。
家族だからできるケアもあれば、家族ではない人ができるケアがあるため、暴力や暴言に悩んでいる人は他の人に頼ってみることを検討してみてはいかがでしょうか。

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