認知症ケアで徘徊するときの正しい対応とは

認知症の症状である徘徊の危険性


認知症の症状の一つに徘徊があります。
認知症ケアをする側にとっても、徘徊はストレスや介護疲れの原因となりやすいです。
本人は悪気があって徘徊をしているわけではないと理解していても、認知症ケアをする側は精神的にも、身体的にも追い詰められるでしょう。
徘徊の正しい対応がわからず、一人で悩んでいる人もいるかもしれません。
ストレスや介護疲れから鬱病を発症することもあるため、徘徊の正しい対応を身につけておくことが大切です。
徘徊の正しい対応を身につける前に、まず徘徊とはどのような症状なのか、危険性について知っておきましょう。
徘徊は周辺症状という認知症の症状の一つで、うろうろと歩き回ります。
自宅を飛び出してしまうこともあるため、警察や近隣の人を巻き込む危険性があるのです。
それだけでなく、事故や怪我といった危険性もあります。
保護してもらうことができれば、安全を確保できますが交通事故に巻き込まれたり、転倒、怪我、脱水症状、熱中症、低体温症といった様々な危険もあります。

徘徊の正しい対応について


本人のリスクと認知症ケアをする側の負担を軽減するためには、徘徊の正しい対応が大切です。
一つは、怒らないことです。
怒られた内容を忘れても、怒られたときに感じた恐怖や気持ちは残るとされているため、安らげる居場所を求めて徘徊する可能性があります。
徘徊が何度も起こると怒鳴りたくなることもありますが、怒鳴ると恐怖心を与え、逆効果になるため怒らないように優しくフォローしてください。
理由を聞く、耳を傾けることも正しい対応です。
認知症ケアをする側はなぜ徘徊するのかといった理由を理解することが難しいですが、本人に理由を問いかけましょう。
その問いかけに明確に答えてくれることがなくても、ヒントになる言葉が見つかるかもしれません。
徘徊の理由がわからなくても、本人の気持ちに寄り添うことが大切です。
また、徘徊が始まりそうな時は徘徊を止めるのではなく気持ちを他のことにそらす工夫が必要です。
他のことに気持ちがそれていると、どこかへ行こうとしていたことを忘れ、徘徊を避けることができます。
徘徊が悪化しないように正しい対応を身につけましょう。

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